奈良町の「奈良町落語館」(奈良市中新屋町、TEL0742-22-7227)で現在、県内外の作家が猫に関連したグッズを展示・販売する「2010年にゃらまち猫展 其ノ六」が開かれている。
同館のオーナーが発した奈良町と猫をかけた「にゃらまち」との駄じゃれをきっかけに始まった同展。約40人の作家が制作したさまざまな猫グッズを販売する。企画は奈良町で田舎料理店「うと。うと」を営む野村修二さん。
年々多くの人が訪れる人気の企画展。今回は小物が多いのが特徴で、キーホルダーや湯のみなど、それぞれの作家が表現した個性豊かな猫作品が並ぶ。中でも、アフリカの民俗楽器カリンバと猫をコラボさせ、猫のひげを利用して音を奏でる大門浩亮さん作の「にゃりんば」(3,500円)や、「まるとこ商店」さんが手掛けた全身純白が特徴の「ねこ人形」(500円)、チロリさんの猫のイラストが入ったTシャツ(3,000円)などが来場者目を引いている。
このほか、同展に合わせて「にゃらまちネコ看板うぉーく」も企画。ゆったりと奈良町を観光してもらいたいと、猫をテーマに12人の作家が描いた木製の看板を奈良町に店舗前に設置した。野村さんは「看板を巡って奈良町の良さを感じてもらえれば」と期待を寄せる。
営業時間は11時~17時。最終日の30日は、亜子米さん、うなてたけしさん、KEKOYAさんによるライブも予定する。開始は14時。今月30日まで。