遣唐使船、姿現す-平城宮跡で復元作業着々と

骨組みが組みあがり、姿を表した遣唐使船、右が船首、左が船尾。

骨組みが組みあがり、姿を表した遣唐使船、右が船首、左が船尾。

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 平城遷都1300年祭のメーン会場となる平城宮跡(奈良市)で12月17日から始まった遣唐使船の復元作業で22日、7つのブロックに分けられて搬送された部品の接続が終わり、その姿を現した。

遣唐使船の船尾

 平城京時代の国際交流の象徴的存在で、東アジアの国際交流の重要性を見つめ直すきっかけにと展示するもので、総工費は2億円。遣唐使船の詳しい構造などはわかっていないが、排水量約300トン、積荷重量約150トンと想定し、帆柱や屋形を取り付けられると、大きさは、幅約10メートル、長さ約30メートル、高さ約15メートルになる。

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 現在は吉野杉を材料とした外板を張る作業が行われており、今後は屋形や帆柱を取り付けた後、塗装して来年3月中旬の完成を予定する。VR(バーチャルリアリティー)シアターまどの施設を備える「平城京歴史館」の北側に併設し、同館から乗船できるようにする。

 一般公開は2010年4月24日から。

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