水産物卸会社や水産物仲卸業者、奈良県などで構成される奈良県魚食普及協議会は9月8日、近鉄奈良駅前の行基広場でサンマの無料配布を行う。
食卓での魚離れが進む中で旬の魚を味わう喜びを知ってもらい、魚の消費拡大を図るために行われるもので、今回で6回目。北海道で捕れた3匹の塩漬けサンマとスダチ、氷をビニール袋に入れて1,000人に配布する。
県担当者は「今年のサンマは油がのっている。そのまま焼いて食べるか、塩分が気になる人は水洗いしてから焼いて食べるのもいいのでは」と話す。昨年は12時すぎから行列ができ、開始30分ほどで無くなるなど人気を集めた。
配布開始は14時から。船海難遺児のための募金活動も併せて行う。