奈良のゲストハウス、ロビーにカフェ併設-ちゃぶ台で本格カレーも

「NARA UGAYA GUEST HOUSE」のロービーを利用したオープンした「くるくるかふぇ」でゲストハウスオーナーの瀨戸一平さん(写真左)とカフェ店長の足立真美さん(写真右)

「NARA UGAYA GUEST HOUSE」のロービーを利用したオープンした「くるくるかふぇ」でゲストハウスオーナーの瀨戸一平さん(写真左)とカフェ店長の足立真美さん(写真右)

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 JR奈良駅から程近い場所にある宿泊施設「NARA UGAYA GUEST HOUSE」(奈良市奥子守町、TEL 0742-95-7739)に6月30日、ロビー部分を利用したカフェ「くるくるかふぇ」がオープンした。

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 同施設は、安い宿を利用して奈良をもっと知ってもらいたいとの思いからオーナーの瀨戸一平さんが、奈良に初めてのゲストハウスとして昨年4月にオープンしたもの。1泊2,500円から利用することができ、最大9人を収容する。

 薬局として使用されていた建物を、当時の雰囲気を残しながら改装して利用し、ビニールパイプで作ったスピーカーから流れる音楽がロビー全体を包み込む。また、奈良に関連する本も多く備え、観光情報を提供する。

 カフェはロービースペースを利用したもので、席数は8席。テーブルもちゃぶ台を利用したアットホームな雰囲気の中、本格派の家庭的な手作りインドカレーを提供する。ランチセットは、カレー、ライス、サラダ、パパド、プーリー、コーヒーかチャイが付いて850円から。自家焙煎(ばいせん)のコーヒー(300円)も、注文を受けてから豆をひき1杯1杯丁寧に仕上げるこだわりよう。

 瀨戸さんは「縁をつなぐ場所にしたい」と意気込みをみせ、店長の足立真美さんは「普段着のまま気軽に寄ってもらえれば」と話す。

 カフェの営業時間は11時30分~14時30分。ビールなどを提供する夜の営業は完全予約制で今後も交流の場としての利用拡大を目指し、イベントも企画していくという。

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