「JWマリオット・ホテル奈良」(奈良市三条大路1)が11月14日、クリスマス・チャリティー点灯式を同ホテルロビーで行った。
今年はロンドンのクリスマスをテーマに、英国で根付く地域とともに季節を祝う文化と、子どもたちを思いやるチャリティーの精神に着目する。
ロビーでは高さ約4.5メートルのクリスマスツリーとジンジャーブレッドハウスを飾り、17時から点灯式を行った。同ホテル総支配人のクラウス・クリスタンドルさんが「クリスマスはみんな一緒に過ごすことが大切。うれしい楽しい気持ちを胸にお祝いしましょう」と来場者に呼びかけ、カウントダウンとともにツリーや館内を一斉にライトアップした。ロンドンの雪景色をイメージしたシルバーとホワイトを基調にした装飾で空間を演出する中、帝塚山学園小学校コーラス部がクリスマスソングなどを合唱した。
生駒市の児童養護施設「愛染寮」の約50人の子どもたちにクリスマスプレゼントを届ける、毎年恒例のチャリティープログラムも行う。「文房具が欲しいです」など子どもたちが希望するプレゼントが書かれたカードを短冊形式でクリスマスツリーに飾り付ける。来場者がカード(1枚2,500円)を購入することで寄付につながる。
寄付金はすべてプレゼント費用に充てる。クリスマスプレゼントは同ホテルが代理で12月19日、「愛染寮」に届ける。
チャリティープログラムは12月17日まで(カードなくなり次第終了)。クリスマス・ライトアップは12月31日まで。