地域防犯活動「ワンワンパトロールの集い」が11月22日、奈良市北登美ヶ丘の公園で行われた。
通学する子どもたちを地域住民が愛犬の散歩途中に見守る同活動。現在、登美ヶ丘北中学校区地域教育協議会が今年6月に創設した「わんわんパトロール」の会員70人で取り組みを行っている。
この日は会員約40人が参加。「TOMIKITA」と書かれたそろいのバッグを持ち、ウイルス感染対策をとり集合した。会場では、奈良西警察署生活安全課の武田全広警部補が、大人向けには県下の犯罪状況や特殊詐欺について、子どもたちには警察官の警棒や警察手帳など装備について説明。実物のパトカーに乗り記念撮影できるコーナーも人気を集めた。
同協議会会長の村内俊雄さんは「三連休でイヌの参加は7~8頭にとどまったが、会員相互の交流は生まれつつある。地域コミュニティー構築につなげたい」と期待を寄せる。