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奈良クラブにJ3ライセンス 奈良初Jチーム誕生の夢に向け来場呼び掛け

スタジアムへの来場を呼び掛ける奈良クラブGM・矢部次郎さん

スタジアムへの来場を呼び掛ける奈良クラブGM・矢部次郎さん

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 奈良クラブ(JFL)が9月28日、今月24日にJ3ライセンスが交付されたことを受けて鴻ノ池陸上競技場内で記者会見を開いた。

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 現在の同クラブの成績は、11勝7敗6分の勝ち点39で、年間通算順位6位。J3に昇格するには4位以内に入ることと、日本プロサッカーリーグの承認を得た「Jリーグ百年構想クラブ」5チームの中で上位2位に入ることが必要。

 ファーストステージを制したヴァンラーレ八戸は、チャンピョンシップへの出場が決定しているため2位以上が確定。同チームはJ3ライセンス不交付となり本年度の昇格はできないが、その枠が繰り上げられることはない。4位以内で残り1枠を争うことになる。

 現在、「Jリーグ百年構想クラブ」の鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点47)が4位、アスルクラロ沼津(勝ち点42)が5位にそれぞれ付けているため、両チームを抜いて4位以上に入る必要がある。残り試合は6試合。現在でもギリギリの状態、両チームとの直接対決もあり絶対に負けられない戦いが続く。

 ほかにも昇格に向けて同クラブが頭を抱えるのが、年間のホームゲーム観客数3万人だ。これまでの動員数は1万8903人。残り3試合で1万1097人を動員する必要があり、1試合平均約3699人以上の集客が必要となる。成績で基準を満たしても観客動員を達成できないと奈良から初のJリーグチーム誕生のチャンスが泡となり消える。そのほかの年間事業収入などの条件はクリアできる見込みという。

 選手らは現在、奈良県代表として「紀の国わかやま国体」に出場している。奈良県が近畿大会を突破したのは30年ぶりのこと。奈良県サッカーの歴史を塗り替えたいと必死にピッチでボールを追い掛け、過酷なスケジュールにもかかわらず、奈良から初のJリーグチーム誕生の夢にかけて懸命だ。

 同クラブのゼネラルマネジャー・矢部次郎さんは「選手たちは本来の姿を取り戻している。この勢いのまま一試合一試合を大事に可能性を信じて戦っていきたい」と話し、「ルールがわからなくてもまずはスタジアムへ。自分の住んでいる町を盛り上げようと頑張っている姿を見てほしい。一人一人が足を運ぶことがJリーグ入りに直接的につながる。 一度は試合を見てほしい」と呼び掛ける。

 「ゴン中山」の愛称で知られる元日本代表中山雅史さんが加入したことも話題になっているアスルクラロ沼津。11月1日の対戦では、中山選手のとの対決も見ることができるかもしれない。

 奈良クラブの残りのホーム戦は、10月18日=FCマルヤス岡崎戦(橿原公苑陸上競技場)、11月1日=アスルクラロ沼津戦(橿原公苑陸上競技場)、11月8日=鹿児島ユナイテッドFC戦(鴻ノ池陸上競技場)。

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