奈良から初のJリーグ入りを目指す「奈良クラブ」は11月24日、「第38回全国地域サッカーリーグ決勝大会」で優勝し、JFL昇格への切符を手にした。
「ゼットエーオリプリスタジアム」(千葉県)で行われた同決勝大会では、22日にFC大阪(大阪)と対戦。2対2の同点でPK戦に突入し、6対5で勝利した。翌23日は「クラブ・ドラゴンズ」(茨城)に2対1、24日にサウルコス福井(福井)に5対1で勝利し、無敗の勝ち点8で全国制覇を果たした。
これで奈良クラブは、Jリーグへの登竜門であるJFL(日本フットボールリーグ)昇格への条件を満たした。12月10日のJFL理事会により奈良クラブの昇格が最終決定されると、奈良に初めてのJFLチームが誕生する。
同クラブのGM・矢部次郎さんは「選手、スタッフ、サポーター、スポンサーが一つになった結果、最高の形になった」と喜びをかみしめた。