奈良市で今年一番の暑さとなった7月26日、奈良県庁前の国道369号線沿いの側溝に座り涼をとる「溝鹿(みぞじか)」の姿が見受けられた。
奈良地方気象台のデータによると、当日は9時の時点で36.7度まで上昇。13時45分に今年の最高気温となる36.8度を記録し2日連続の猛暑日となった。
県庁前では12時30分すぎに2頭の溝鹿の姿が見られた。先に入った鹿につられるように、もう1頭も続き3頭一列に並んで木陰になった側溝で涼しげな表情で行きかう車の姿を眺めていた。愛らしい鹿の姿にカメラを向ける観光客の姿も多く見られた。