大阪を拠点に活動するシンガーソングライターのむんむさんが1月19日、ライブハウス「ビバリーヒルズ」(奈良市花芝町)で開かれた「坂元昭二ライブ 古都奈良の旋律」に出演した。
当日は、さだまさしさんの名曲「北の国から」のギター演奏などで知られる坂元さんのライブに大勢の観客が詰め掛け、最後まで盛り上がりを見せた。前座やトークショーでは、大阪弁で話す巧みな話術でひと際目立ったむんむさんの姿があった。
むんむさんは、大阪の観光スポット通天閣から「元気娘」の称号を与えられ、同所の劇場ほか関西各地でライブなどの活動を行い、ダンロップの社歌も制作。最近ではテレビ、コミュニティーラジオのレギュラーを持つほか、奈良県内町村のテーマソングを作るなど活躍中。高取町のテーマソング「ようこそ高取の町へ」、黒滝村のテーマソング「おいでよ!黒滝村へ!」、大淀町の梨園「龍水園」の公認テーマソング「もぎたて♪龍水園」を制作するなど県内でも話題を呼んでいる。
「奈良市内では『100年会館』でのライブに出させてもらったりしている。奈良公園、ならまちを歩いているだけで、歌の素材になりそうなものがいっぱいある」と話すむんむさん。県内での仕事も増えていることから、今後は奈良市内でも活動の幅を広げていきたいという。
3月19日には大阪市浪速区の「通天閣わくわくランド」で初めての単独ライブ「通天閣の元気娘 むんむの319祝ってちょ~ライブ!」を開催。「黒滝村のくろたんとか、ゆるキャラがたくさん来てくれる。奈良やったらJRでも近鉄でもすぐ来られるので、よかったら遊びに来てもらえれば」と笑顔で呼び掛ける。