日本最古の厄よけ寺・大和郡山の松尾寺で「初午」行事

護摩札を焼く僧侶ら、「はつうま・松尾寺厄よ観音出現記念大祭」で

護摩札を焼く僧侶ら、「はつうま・松尾寺厄よ観音出現記念大祭」で

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 松尾寺(大和郡山市)で初午の2月6日、伝統行事「はつうま・松尾寺厄除観音出現記念大祭」があり、厄よけや家内安全、商売繁盛を祈願する県内外からの参拝客でにぎわった。同寺は、日本最古の厄よけ寺とされている。

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 「厄除観音」として信仰を集める同寺本尊の千手千眼観音(せんじゅせんがんかんのん)が2月の初午の日に出現したことにちなんだ行事で、境内で早朝から柴燈大護摩奉修(さいとうおおごまほうしゅう)が営まれた。積み上げられた大護摩から白い煙がもうもうと上がり、般若心経が唱えられる中、次々と願いが込められた護摩札が読み上げられた。

 暖かな日差しの中、参拝者らは1人1回と決められた厄よけの鐘を突いたり、祈とうを受けて厄年の厄よけを願った。厄年でもある還暦を迎えた生駒市から訪れた男性は、魔よけの力を持つ赤い帽子やちゃんちゃんこを身に着け、「厄よけとともに60歳になって生まれ変わり、達者で長生きしたい」と話していた。

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