故マイケルジャクソンの命日(6月25日)に合わせて、「フラッシュモブダンス」で追悼の意を表す「浮見堂でBeat it」に向けた合同練習会が6月20日、プラザ花芝(奈良市花芝町)内で開かれた。
マイケルジャクソンを思う人たちを中心に広がりを見せている同企画。当日は、奈良を拠点に活動するインディーズのお笑い団体「BLACK BASS ORCHESTRA(ブラックバスオーケストラ)」に所属し、一発ギャグをネタにするピン芸人の焼きそばさん(26)の姿も。
毎月「なら100年会館」で定期ライブを開いている同団体。その中の、課せられたお題を次のライブで披露するという企画で、マイケルジャクソンの「Beat it」のダンスを習得することを命じられたという焼きそばさん。インターネットで調べるうちに、練習会の存在を知り参加した。
焼きそばさんは、同団体の企画の一環でポールダンス教室に通い、全国大会への出場経験もある実力からか、初めての練習にも関わらず軽い身のこなしでダンスを身につけていた。25日の本番にも参加するという焼きそばさんは「マイケルに近づけるように練習したい」と意気込みを見せる。
「浮見堂でBeat it」は今月25日、浮見堂の西側に位置する広場で開かれる。開催時間は18時26分~と18時55分~。合同練習への参加申し込みは、フェイスブックか主催する奥本雅史さん(cg@cache-gache.com)まで。当日の飛び入り参加も可能。
BLACK BASS ORCHESTRAは、2009年10月に立ち上げられたお笑い団体。奈良を拠点に地域密着型でイベントの出演や路上ライブなどのほか、「なら100年会館」で月1回の定期ライブを行っている。現在、漫才コンビやピン芸人など8人が所属。次回の定期ライブは7月21日(14時~、入場料=500円)。今年10月には団体立ち上げ3周年を記念して「学園前ホール」(奈良市学園南3)でのライブも予定する。