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「消防士タスキリレー」が奈良入り-思いよ届け被災地へ

平城宮跡の朱雀門で、生駒市消防本部のランナーと奈良市消防局のランナー(写真=奈良市消防局提供)

平城宮跡の朱雀門で、生駒市消防本部のランナーと奈良市消防局のランナー(写真=奈良市消防局提供)

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 東日本大震災の早期復興を願い全国の消防士有志が宮城県石巻市にたすきをつなぐ「消防士タスキリレー」が5月24日、奈良に入り、奈良市消防局の消防士18人が復興への思いを胸に市内を走った。

東大寺・南大門の前で、奈良市消防局のランナー

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 消防士タスキリレーは、震災で被害を受けた消防本部や消防職員、その家族を応援しようと、福岡、広島、鹿児島などの消防職員が中心となり企画したもので、今年3月11日に鹿児島を出発。現在も4人の消防士が行方不明となっている石巻を目指し、約2000キロをリレーでつなぐ。

 当日は、この企画に賛同した非番の20~40代の消防士18人が参加。平城宮跡・朱雀門前で、9時に生駒市消防本部のランナーからたすきを受け取り、「思いはひとつ」「東北がんばれ」などのメッセージが書かれたのぼりを手に、JR奈良駅、興福寺、東大寺を経由して、山辺郡広域行政事務組合消防本部のランナーへとたすきをつないだ。

 石巻への到着は9月11日を予定する。

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