奈良県フラワーセンター(大和郡山市、TEL 0743-59-0075)の4品種・約1200株のチューリップが満開となり、色鮮やかに咲き誇るかわいい姿で来場者の目を楽しませている。
チューリップは、昨年11月に地元の中学生が職場体験学習で同センターを訪れて球根を植えたもの。ジュディスレイスターと黄小町合わせて約730株に加え、花びらの先がフリンジ状になっている「フリンジ咲き」が特徴のハウステンボス約220株や、「ゆり咲き」のアラジンレコード約220株などを展示している。
ジュディスレイスター、黄小町と一緒に花壇に植えられているパンジーは、昨年8月に低温管理などの工夫を凝らして植えられたもの。例年より多くの花を付け、紫や黄色の花がチューリップとのコントラストでより引き立たたせている。
同センター・主任技能員の冬木宏昌さんは「今は草花にとって最も良い季節。チューリップは短期間で散るので見ごろの時に見ていただければ」と話す。
開園時間は9時~16時30分。入場無料。