不要になったお札やお守り、正月のしめ飾りを燃やし1年の無病息災を祈る「納め札焼大とんど」が1月14日、信貴山朝護孫子寺(生駒郡平群町信貴山)で行われた。
当日は、5トンものお札などが焼かれ、参拝者らは燃え上がる炎を前に手を合わせ見守っていた。
17時30分から本堂で行われた法要の後、灯篭(とうろう)や寺院内の明かりがすべて消され、幽玄な雰囲気の中、たいまつ先導する行列で「とんど」が設置された赤門下広場へ移動。僧侶らによる読経が行われる中、竹で組まれ竜の形をした約6メートルの巨大なたいまつに火が入れられると、またたく間に激しく燃え上がり、炎が天高く上がった。