奈良・法華寺で「古代ひな人形展」-江戸時代の人形や御所人形など公開

最上段に飾られているのが、安政6年に法華寺43世門跡に、近衛大納言から贈られたひな人形

最上段に飾られているのが、安政6年に法華寺43世門跡に、近衛大納言から贈られたひな人形

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 大和三門跡の一つに数えられる尼寺の法華寺(奈良市法華寺町)の「東書院」で3月1日、「古代ひな人形展」が始まった。

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 江戸時代のひな人形や御所人形など約100点を展示する同展。参拝者らは奥ゆかしい人形に見入っている。

 佐賀錦を特別に織った衣装を身に着け、純金の宝冠を着けたきらびやかな古代ひなをはじめ、東山天皇皇孫の閑院宮高覚女王が駕籠(かご)でお出かけの際に常に御供をされていたという御所人形など、由緒ある古代人形を公開している。

 広陵町から訪れた戸根さんは「見たことのない古いひな人形が見られて良かった」と話していた。

 同寺で4月1日から1週間営まれる「雛会式(ひなえしき)」がひな祭りの始まりと言われている。

 拝観時間は9時~17時。拝観料は、大人400円、中学生300円、小学生200円。今月18日まで。

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