奈良のホテルが共同「2,000円ランチ」第2弾-前回は5,500食提供

奈良市の6ホテル共同企画ランチでホテル日航奈良が提供するランチメニュー「皇(すべらぎ)今昔物語」

奈良市の6ホテル共同企画ランチでホテル日航奈良が提供するランチメニュー「皇(すべらぎ)今昔物語」

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 奈良市内の6ホテルは2月6日、価格を2,000円に統一したランチ「大和の昼膳」の提供を始めた。

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 共同企画は、「奈良はうまいものばかり」を合言葉に昨年9月に初めて行われたもの。2回目となる今回は、全国的には高級食材として親しまれているが、地元奈良では消費が少ないという大和肉鶏をメーン食材とし、奈良産の野菜などを使用して各ホテルの料理長が考案した独自ランチを統一価格で提供する。

 期間中、スタンプラリーも実施。6ホテルすべてを回るとホテル共通食事券(2,000円分)を進呈し、期間終了後に宿泊券などが当たる抽選を行うほか、3カ所を回ればソフトドリンクが無料になるサービスも新たに追加した。

 前回は6ホテルで合計5,566食を販売。共通食事券の発行は133枚だった。企画発案者の奈良ロイヤルホテル・平山明弘総支配人は「業界の垣根を越えての初の試みで不安もあったが大成功だった」と前回を振り返り、今回に関しては「各ホテルさらにバージョンアップして豪華になっているので、奈良のおいしい料理を楽しんでもらえれば」と話す。

 参加ホテルは、「ホテルアジール・奈良」「春日ホテル」「ホテルサンルート奈良」「ホテル日航奈良」「奈良パークホテル」「奈良ロイヤルホテル」。前回は和食レストランのみだったが今回は奈良ロイヤルホテルの中華料理店「沙山華」も加わった。

 ホテル日航奈良の和処「よしの」(奈良市三条本町、TEL 0742-35-5819)では平城遷都1300年祭の開催を記念して奈良時代に食べられていたとされる料理を現代風にアレンジしたランチを提供している。同ホテルの高塲順子さんは「前回の利用者は女性が多かったので、(今回は)満足感はありながらヘルシーで見た目も華やかな仕上がりになっている」と話す。

 ランチタイムは各ホテルにより異なる。4月27日まで。

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