近鉄ケーブルネットワーク（KCN、生駒市）は5月18日、2011年に完全移行する地上デジタル放送に特化した新プランの提供を開始した。

　新プランは、2011年7月にアナログ放送から完全移行される地上デジタルテレビ放送に対応したもので、地デジ対応のテレビで視聴可能な｢地デジコース｣（月額735円）と、アナログテレビのまま地上デジタル放送が受信できる｢地デジスーパーコース｣（月額1,575円）。いずれもインターネット接続とのセット加入が条件で、インターネット接続プランは、下り最大1Mbpsの｢Kブロード1｣（2,730円）から、下り最大1Gbpsの｢Kブロード光1G｣（月額5,775円）までの7種類を用意する。

　ケーブルテレビで地上デジタル放送を見ることで受信状態が悪い地域でも、安定した画像を見ることができ、同社のケーブルテレビ加入世帯は県内（大阪府四条畷市含む）で96,395世帯（2008年12月）。今回のキャンペーンで月2,000件の新規契約を目指すとしている。

　KCNの担当者は｢アナログ放送の終了が迫っているので、地元の業者として安価で地デジが見られるよう、協力させていただきたい。気軽に相談していただければ｣と話す。