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奈良・紫翠ホテルで「日本酒と美食の夕べ」 興福寺 辻明俊院主対談も

会場の茶寮「世世」

会場の茶寮「世世」

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 「紫翠(しすい)ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」(奈良市登大路町、TEL 0742-93-6511)が11月11日、「『興福寺多聞院×水端(みづはな)1568』を旧興福寺子院で愉(たの)しむ美食の夕べ」を行う。

日本酒「興福寺多聞院×水端1568」イメージ

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 「興福寺多聞院×水端1568」は興福寺の僧侶が記した「多聞院日記」の1568年の醸造方法に関する記述を参考に、御所市の酒蔵・油長(ゆうちょう)酒造がかめ仕込みで醸造した日本酒。

 イベントでは、同ホテル敷地内に有し、現在茶寮「世世」として活用されている江戸末期の建物旧興福寺子院(世尊院)で、同ホテル松勢良夫総料理長のディナーコースと酒を楽しむ。メニューは、「タマネギの昆布締めとアワビの低温調理」「マグロのデクリネゾン」「フォアグラのかす漬け」など全8品。同酒蔵の日本酒「風の森」やクラフトジン「橘花KIKKA GIN」なども用意する。

 食事の前には興福寺常如院の辻明俊院主と、油長酒造13代目の山本長兵衛さんが、中世の興福寺における寺院醸造や、同酒の醸造過程や魅力について語る対談を行う。

 開始時間は19時30分。料金は3万円。参加申し込みはウェブサイトで受け付ける。

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