法華寺(奈良市法華寺町)で10月2日、篠原ともえさんによる作品展「篠原ともえ☆イラスト作品展in奈良」が始まり、併せて「奈良オリエンタルフェスティバル」が開幕した。
同フェスは、日本最古の都だった奈良の精神性や文化に感謝し東洋文化を発信することを目的に、今回は「おんな わらう」をコンセプトに女性クリエーターがワークショップや作品展示などをする。
同寺・東書院では、イラストレーターとしても活躍する篠原ともえさんの作品12点を展示。カラフルな色使いが印象的な作品からは篠原さんの独自の感性をうかがい知ることができる。
京都府から会社の同僚と奈良観光に訪れていた男性3人は「白いキャンパスをじーっと眺めて描いたら不思議なイラストになった」との解説のある作品「!?」に「不思議な世界に取り込まれる」と見入っていた。
同展は開催期間中の9時~17時に開かれるほか、同寺では3日10時から、振付演出家・南流石さんが体を動かし心を癒やすワークショップ「ここからココロからダンス」、4日の11時からは、篠原ともえさんと同寺の樋口教香住職とのトークセッションなども行われる。
拝観料は大人=500円、中学生=300円、小学生=200円、身障者=250円。今月4日まで。