近鉄奈良駅前の行基広場で6月25日、マイケル・ジャクソンを追悼する「マイケル・ジャクソンダンストリビュート」が開かれる。
マイケル・ジャクソンの曲「Beat It(ビートイット)」に合わせてフラッシュモブスタイルでダンスを行う同イベント。今年は6月14日~29日に開かれる「ムジークフェストなら2014」の一環として開く。
企画するのは、花芝通り商店街で飲食店を営む奥本雅史さん。これまでにも何度もトリビュートイベントを実施しているが、「今回で最後にしよう」との思いで挑んでいる。しかしそれでも続けているのは「周りの人らからの励ましや応援、後押しがあるから」という。
「本当は、これをやっていることの意味は分からない。自分はマイケルを追悼したい。マイケルの思いを伝えたいという気持ちだけでやっているが、参加者全員がそうであるかは分からない。この活動は理屈ではない。とにかく来て見てもらうこと。そして、体が動かなくても、恥ずかしくても、踊ったことがなくても、ぜひ一緒に踊ってみてほしい。そうすると、きっと何かが伝わると思う。これは、これまで5年間やってきた活動の中で確信している」と奥本さん。
現在は30人~40人の参加を見込んでおり、当日の飛び入り参加も可能。参加希望者は当日17時、電話ボックス付近に集まれば説明を行う。トリビュートダンスは18時26分と18時45分に行う。
同日、埼玉県川口市、島根県松江市でも奈良と同時刻にトリビュートダンスイベントが行われる。