なら100年会館前の時の広場(奈良市三条宮前町)で2月7日・8日、「奈良のらーめん博」が開かれた。親子連れやカップルなど県内各地から多くの人が訪れ会場は、両日ともに開始から3時間程ほどでチケットが完売するなどにぎわいを見せた。
同イベントは、タウン情報誌「ぱ~ぷる」を発行するエヌアイプランニング(生駒市)が、昨年末にラーメン店の特集本「奈良のらーめん道」を発売し好評を得たことなどから開催したもの。県内の人気ラーメン店8店が集結した。
開催初日の7日は、昼過ぎには100人近い長い行列ができ40分以上の待ち時間ができる店や、早々に完売する店も。13時50分には用意した2,100枚のチケットが売り切れた。2日目の8日は、2,700枚のチケットを用意するも、前日以上の来場者が訪れ14時には売り切れた。
市内から訪れたカップルは「とてもおいしかった」と話し、会場付近を散歩してこのイベントを知り訪れたという親子は「2杯食べたが両方ともおいしかった。(このようなイベントは)とても面白い」と話した。来場者も人の多さに驚きの様子を見せ、「奈良に若い人がこんなにいたのか」などの声も聞こえた。
同イベント担当の中本さんは「まずは協力していただいたラーメン店さんに感謝したい。(早々にチケットが売り切れてしまったなどの)反省を生かして今後もイベントを企画していきたい」と話す。