奈良県統計課が2月末に発表した市町村別推計人口によると、奈良県内の人口は約139万人で17年ぶりに140万人を割った。
2月1日現在、県内の人口は139万9,654人で、世帯数は56万2,701世帯。前月比では500人の減少。奈良県の人口は昨年10月現在で10年連続減少している。
市町村別推計人口として調査を開始した1965(昭和40)年10月では82万5,964人(19万1,911世帯)。その後、増加を続け1992年11月には140万人を突破、2000年8月には144万9,979人(51万5,379世帯)でピークに達した。
自然動態は、前月比で出生が1万840人に対し、死亡が1万2,143人で1,303人減少。社会動態では2001年以降、毎年5千人近い転出超過になっている。