靴下製造卸業最大手の岡本（北葛城郡）は3月4日、｢第3回足クサ川柳｣のグランプリを発表、全応募作品12,587句の中から｢草野球　スパイク脱いだら　くさや級｣（オレ龍さん作）がグランプリに選ばれた。

　同キャンペーンは、同社が販売する｢スーパーソックス｣のキャンペーンとして顧客とのコミュニケーションを図れるような企画をと始められたもの。足クサという悩みを抱える人らに、足クサに立ち向かい明るい話題にしたいと生み出された。

　昨年9月から12月まで足の臭いに関する内容を詠んだ川柳を募集し、応募作品は全部で12,587句。その中から同社社員の投票で20句を選出し、今年1月からキャンペーンサイト内で一般投票を行い、グランプリを決定した。

　準グランプリには、｢足元の　ハイハイわが子　急に立つ｣（すーパパさん作）と、｢オレの靴　嗅いで喜ぶ　ポチいとし｣（きみたとうさん作）が選ばれた。

　同キャンペーンの事務局担当者は｢前回の8,960句を大きく上回る応募があった。社内での審査は、笑いをこらえ、あるいは納得し、共感しながら行われた。グランプリを決める投票に参加された方からも同じようなコメントを多数いただいた。足クサ川柳特設ページでは20句した紹介できなかったが、紹介できなかった作品も足への思いとニオイがたくさん詰まった素晴らしい作品ばかりだった｣と話す。