「大きく育って」-大和郡山のミニ棚田に園児たちが田植え

田植えを行う園児

田植えを行う園児

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 奈良県フラワーセンターで(大和郡山市)で6月9日、約1メートル角の箱を段々に並べて作られた「ミニ棚田」に園児たちが田植えを行った。

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 天理市立二階堂幼稚園の園児15人が、職員から順番に稲を手渡され「折れないように持ってしっかり土に差して」などと指導を受け、土の感触を楽しみながら丁寧に植えていった。

 植えたのは、赤や紫の稲穂が特徴の水稲「祝い紫」「祝い茜」など。これらは観賞用の稲で切り花やドライフラワーに適しているという。見頃は穂が出てくる8月初旬ごろで、10月には稲刈りも行う。田植えを終えた園児は「楽しかった。できるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。

 棚田は、植物や土、自然と触れ合ってもらうとともに四季を感じてもらいたいと同センターの職員が制作したもの。

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