もちいどのセンター街にあるメゾンドール奈良パークサイド2階のコミュニティースペース「コムズ・ギャレ」(奈良市餅飯殿)で3月19日、プロダクトデザイナー秋田道夫さんが講演を行う。
秋田さんは、1977(昭和52)年に愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業後、トリオ(現ケンウッド)やソニ-勤務を経て、1988(昭和63)年からフリーランスとして活動を開始。これまでに、LED式薄型信号機や六本木ヒルズのセキュリティーゲート、コーヒーメーカーなど公共機器から生活家電、日用雑貨に至るまで幅広いデザインを手掛けている。
当日は、「しあわせにするデザイン」をテーマに「デザインの役割」や「ツイッターとデザイン」、「震災、いまデザインにできること」などについて講演する。
会場では、秋田さんがデザインした二重構造の湯のみ「80mm」(2,100円)、ポストカードなどを販売。デザイン画のチャリティーオークションも予定し、物販売り上げの全額を東日本大震災の被災者支援で寄付する。
企画した「ならそら実行委員会」代表のやまもとあつしさんは「(秋田さんの手掛けた信号機など)街で見かけるデザインを作った人の思いを感じてもらいたい。デザインに興味のある人もない人もお越しいただければ」と話す。
開場は14時30分。参加費は1,500円。