大和郡山市は現在、8月22日に金魚スクエア(大和郡山市)で開催される「第16回全国金魚すくい選手権大会」の出場者を募集している。
同大会は、「金魚の町」としてのPRを目的に1995年から開催しているもので、全国各地から参加者が訪れるなど、同市の恒例行事として定着している。今年3月には、大会の名称とロゴを商標登録した。
当日は、約1,000匹の金魚が入った水槽で1枚のポイ(金魚をすくう網)を使い、3分間に何匹すくえるかを競う。昨年は、一般の部が35匹、小・中学生の部が30匹、団体の部が90匹をすくって、それぞれ優勝した。
スポーツとしての金魚すくいを確立して国民的スポーツに発展させることに加え、「金魚への敬意を表す」ため、今年から競技中のスリッパやサンダル履きが禁止になり、体育館シューズなどかかとのある靴の着用がルールに追加された。
大会の定員は、小・中学生の部=500人、一般の部=800人、3人1チームの団体の部=350チーム。応募が定員を上回った場合は抽選となる。県内からの参加は8月21日に行われる奈良県予選大会に出場する必要があり、上位の小・中学生60人、一般80人、団体40チームが全国大会の出場権を獲得する。
応募方法はホームページで確認することができる。募集は7月17日まで。7月3日には同市在住者を対象とした団体戦のみの「全国金魚すくい選手権 第7回大和郡山市大会」も開かれ、上位5位までが全国大会の出場権を獲得する。募集は6月16日まで。