今年からコミュニティーFM「ならどっとFM」(奈良市西新屋町、周波数78.4MHz)で始まった新番組の2回目の放送が1月12日、奈良町にある同局のサテライトスタジオから放送された。番組タイトルは、「田辺秀行のそこそこおもろい話~1300の時を越えて~」。
メーンパーソナリティーは、平城遷都1300年祭のオフィシャル広報隊として活動する「平城人(ならびと)」の代表で、コミック歌謡集団「田辺秀行とゴールデンアワーズ」のリーダー田辺秀行さん。相方に、共に活動する上田純平さんを、アシスタントに「コ→スケさん」を迎え、RumiさんがPAを担当する。
番組では、昭和歌謡を中心とした音楽に乗せて、奈良の裏話や奈良のイベント情報などを発信する。「普段は体全体で表現するが、言葉のみでちゃんと伝わっているのか」など緊張した様子の一面も見せながらも、番組内ではざっくばらんなトークを繰り広げ笑いを誘った。
1月6日の初回放送では、リクエストのファクスやメールも多く届いた。「生放送の初回の放送で、これだけの反響があるのは珍しい」と同局の中川直子局長。2回目となった同日は、「ノイズなくクリアな音声で聴くためにアンテナを立てました」などの声も寄せられるなど、リスナーの心をつかんだようだ。
田辺さんは「子どもたちにもラジオの楽しさをわかってもらえるよう、できるだけ多くのファクスやメールを読んでいき、もっとラジオを身近に感じで気軽に聴いてもらえるようになれば」と話す。
放送は毎週火曜日21時~22時。