毎年クリスマスに合わせて自宅を飾り付け見る人を楽しませている、香芝市内の吉田章三さん宅のイルミネーションが12月1日、点灯した。吉田さんは、NPO法人ふれ愛河内音頭大月会の理事長を務めている。

　イルミネーションは、吉田さんがアメリカを訪れた際に自宅を飾り付けている家を見て感動し自分でもこうした装飾をしてみたいと思ったことをきっかけに13年前から始めたもの。「訪れる人を楽しませるために、また期待してくれている人に応えるために」と年々規模が拡大し、装飾も進化を続けている。

　電球は毎年追加され、今年は約45,000個に及ぶ。今年は、花の形をしたライトなども新たに購入したことで、木全体使って桜をイメージした装飾も見られる。通りすがる人たちは｢すごくきれい｣と足を止め、見入っている。断れば、庭に入らせてもらうことも可能で、訪れた人たちはそのスケールの大きさに驚きを隠せない様子。

　吉田さんは｢（今年も）よくできた｣と満足げな表情を見せている。

　点灯時間は17時30分～22時。今月25日まで。