中秋の名月に猿沢池で「采女祭」 采女の霊を慰める伝統行事

猿沢池を巡る管絃船

猿沢池を巡る管絃船

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 奈良市の猿沢池で9月27日、伝統行事「采女(うねめ)祭」が行われた。

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 采女神社で神事が営まれた後、灯籠が浮かび「中秋の名月」の月明かりとちょうちんの明かりで照らされた池を、雅楽の演奏とともに福島県郡山市の「ミスうねめ」らを乗せた2隻の管絃船(かんげんせん)が優雅に旋回する様子に多くの人が見入った。

 同祭は、帝(みかど)の寵愛(ちょうあい)が薄れたことを嘆き、采女(=女官)が池に身を投じたという伝説にちなみ、霊を慰める行事。

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