奈良の伝統行事「春日若宮おん祭」始まる-初日は「大宿所詣」

奈良で始まった「おん祭」初日の「御湯立(みゆだて」

奈良で始まった「おん祭」初日の「御湯立(みゆだて」

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 奈良の1年を締めくくる伝統行事「春日若宮おん祭」が12月15日から始まり、同祭の始まりを告げる「大宿所詣(おおしゅくしょもうで)」や、春日大社大宿所(奈良市餅飯殿町)で「御湯立(みゆだて)」が行われ多くの参列者らは手を合わせ同祭の成功を祈願した。

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 大宿所詣では、13時から地元商店街の関係者ら約50人が、侍や巫女(みこ)などの衣装をまとい太鼓を打ち鳴らしながらにぎやかに奈良の町を練り歩いた。この行事で同祭の始まりを知った市民らも後に続き引き連れるかたちで約1時間かけて大宿所へ到着。その後「御湯立」が営まれた。巫女の加奥満紀子さんが祝詞を読み上げ、釜で炊き上げられたお湯に酒や米を入れ御幣の串でかき回し、そのお湯を笹の葉で降り注ぎ参列者を清めた。

 同祭は、天下泰平、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈って1136年に始められたとされ、毎年1度も途切れることなく行われている。今回で873回目。1979年には国の重要無形民族文化財にも指定されているなど、奈良を代表する祭りとして古くから親しまれている。

 今月18日まで開催され、17日にはお渡り式や、馬に乗り矢を射る流鏑馬(やぶさめ)などが行われる。

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