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奈良市出身の德勝龍関「優勝記念碑オンライン除幕式」

記念碑除幕式の様子

記念碑除幕式の様子

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 奈良市出身力士・德勝龍関(木瀬部屋)の「優勝記念碑オンライン除幕式」が10月31日、「相撲神社」(桜井市穴師)で行われた。

記念碑とリモート参加の德勝龍関

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 德勝龍(34)(本名=青木誠)が本年度の大相撲1月場所で幕内最高優勝を飾った功績をたたえ、「相撲神社」に記念碑が建てられた除幕式。主催は「相撲発祥の聖地(ひじりち) 野見宿禰(のみのすくね)顕彰会」・纏向(まきむく)校区区長会・大兵主(だいひょうず)神社総代会の3者。それぞれが浄財を募り建立した。

 来賓として相撲発祥地ゆかりの3市、桜井市の松井市長・葛城市の阿古市長・香芝市の福岡市長と、建立に協力した天理市の並河市長をはじめ関係者50人が出席した。

 2月に奈良市で德勝龍関優勝記念パレードが行われた後、当初3月に「地方巡業 大相撲桜井場所」や制作された優勝記念碑の除幕式が予定されていたがコロナ禍により延期された。この日の除幕式はコロナ感染リスクを考慮しオンラインで会場と東京の德勝龍関をつなぎリモート開催とし、参加人数も縮小しユーチューブでライブ配信した。

 碑は花崗岩の石碑で、高さ1.5メートル、幅90センチ(台座は含まない)。地元の書家・竹本大鶴さんによる揮毫(きごう)で「令和二年大相撲一月場所 優勝記念碑」と行書で記され、德勝龍関の本名・手形・サインが刻まれている。

 相撲神社は「大兵主神社」の摂社。日本書紀によると垂仁天皇の時代に国内で初めて当麻蹴速(たいまのけはや)と野見宿禰による天覧相撲が行われたとされる地。

 地元では国技発祥の地として顕彰するべく整備が少しずつ行われており、1962(昭和37)年に、当時の日本相撲協会理事長や幕内力士が同神社に訪れ顕彰大祭が行われ、大鵬と柏戸の両横綱による土俵入りが奉納された。2013(平成25)年には「勝利の聖 野見宿禰」記念碑が建立された。

 德勝龍関は「県民の皆さまの温かい気持ちとお力で立派な記念碑を建てていただき感謝している。これからもしっかり良い相撲をとるように精進します」とあいさつし、「奈良県は相撲発祥の地、もっとアピールできるようにしっかり頑張りたい」と意気込む。

 顕彰会代表の島岡秀次郎さん(80)は「奈良県出身力士としては98年ぶりの偉業を成し遂げ、多くの人々に感動を与えた德勝龍関をたたえ、記念碑を建立し継承していきたい」と話す。德勝龍関に「さらに上位を目指してください、期待しています」とエールを送った。

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